オーストラリアの資産運用会社がCboeでビットコインETFをQ2にローンチ予定

オーストラリアの資産運用会社Monochromeは、2024年の第2四半期にCboe AustraliaにビットコインETFを上場する計画を発表しました。これは、同社の主力商品をCboeに移すという「戦略的な移動」であり、アジア太平洋地域における同社の影響力を深めることを目指しています。

2023年7月、Monochromeは、製品への関心が高まる中、MonochromeビットコインETF（IBTC）を再申請しました。これは、オーストラリア証券投資委員会（ASIC）の規制枠組みが更新され、暗号資産取引所の製品を許可するようになった後のことでした。

現在、Monochromeは、主力商品であるIBTCをCboe Australiaに「戦略的に移動」すると発表しました。オーストラリアの申請プロセスは、米国とは異なります。オーストラリアの企業は、取引所に上場申請する前に、まず国内の規制当局から承認を得る必要があります。

Monochromeは、元々は自社のビットコインETFをオーストラリア証券取引所（ASX）に上場する予定でした。しかし、ASXのビットコインETFの承認プロセスは長く、複雑なものであったため、Cboeを上場先として選択しました。

SpotビットコインETFの米国での成功は、暗号資産に基づく投資商品への関心と採用を拡大しました。資産運用会社は、世界各地の規制機関が自社の申請を承認するか、規制枠組みを更新するのを待っています。また、オーストラリアのIndependent Reserve Cryptocurrency Index（IRCI）2024によれば、米国でのETFの承認と成功を受けて、オーストラリア人の25%がビットコインにより好意的な見方をしているという。

出典：2024/04/06 「Australian Asset Manager To Launch Bitcoin ETF On Cboe In Q2」 https://bitcoinist.com/australian-asset-manager-to-launch-bitcoin-etf-on-cboe-in-q2/