リップルCEO、仮想通貨市場が5兆ドルに到達すると予測

仮想通貨市場は大きなブームの兆しを見せており、ブロックチェーン企業リップルのCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏はその成長に楽観的です。CNBCとのインタビューで、ガーリングハウス氏は仮想通貨市場の総時価総額が2024年末までに倍増し、驚異の5兆ドルに達すると予測しました。

彼の楽観的な見通しは、最初の米国スポットビットコインETF（上場投資信託）の登場や、ビットコインの半減期イベントなど、いくつかの重要な要素によるものです。 仮想通貨の総時価総額は現在約2.59兆ドルで、これは市場に存在するすべてのデジタル資産の価値を表しています。

ETFの導入は、仮想通貨業界にとってゲームチェンジャーと見なされています。これらの投資商品は、従来の機関投資家や小売投資家が、デジタル通貨を直接所有・保管する複雑さなくビットコインに曝露することを可能にします。この機関投資家からの資金流入は、揺れやすいビットコイン市場に安定性と正当性をもたらす可能性があります。

一方で、ガーリングハウス氏が規制環境に対する楽観的な見解を持つ一方で、引き続き課題が存在します。米国証券取引委員会（SEC）は、規制に対して慎重なアプローチをとっており、リップル自体を含むいくつかの企業との法的な闘争が続いています。

出典：2024/04/09 「Will He Be Right? Ripple CEO Predicts Crypto Market to Hit $5 Trillion」 https://bitcoinist.com/ripple-ceo-crypto-market-to-hit-5-trillion/